獣医師の仕事内容と魅力

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様々なフィールドで活躍

活躍するシーンは、病気やケガでクリニックに来院するペットの診療や手術というイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし実際には、活動領域は広く水族館や動物園で飼育する動物たちの体調維持を担ったりで、税関などで働く公務員として検疫業務を担ったりと幅広く活躍しています。
また農業分野に目を向けると、畜産業において都道府県や農業協同組合に所属して牛や鶏などの家畜の健康管理や食肉安全の確保を担います。

動物のサイズに着目した獣医師の仕事のタイプ

対象とする動物のサイズに着目すると、小動物をメインに担当する獣医師は動物クリニックでペットの診療を行うケースが多く、半分程度は動物クリニックで働きます。

クリニックの中には犬や猫など限定した種類を対象に診察を行うケースもありますが、近年はペットも多様化してウサギや爬虫類など多くの種類の動物をトータルに診療するケースが増えています。
同じ種類の動物であっても種類はさまざまなので、幅広く知識や経験を持って1人で診察出来るまでには長い時間が必要と言われます。
一方、大きな動物を対象とした獣医師はレースに出走する競走馬を育てる牧場や厩舎、あるいは水族館や動物園など大型動物も飼育している職場で働きます。

このような職場に所属する獣医師は、動物クリニックと異なり日常的な動物の健康管理や出産に際しての処置を担います。
以上の他、厚労省や農水省、都道府県、税関などの公務員として働く獣医師は外国から輸入される食品の検疫や野鳥が持ち込む病原菌などの監視を行い国内に病原菌が入らないように国民の安全を守ります。
近年で話題になった病原菌には蹄を持つ牛など有蹄類に壊滅的な被害を与えかねない口蹄疫や食鳥や卵を産む鶏に多大な打撃を与える鳥インフルエンザがあります。
2014年の調査での獣医師の勤務先は、個人の動物クリニックが最多の1万7千人余りで44パーセント、次は団体職員の7千6百人余り、地方公共団体職員が7千百人でした。

責任感が求められる充実した仕事

爬虫類

獣医師は、動物診察の他食品衛生や新薬開発等多くのフィールドで求められます。
その何れの分野でも、獣医師はエキスパートとしてハイレベルな知識と高いスキルが要求される誇り高い仕事です。
獣医師資格を取得するための獣医学部は定員も少ない狭き門で資格取得後も日々進化する獣医学に対応するため継続的な学習が求められます。

日々向上心を持って学習や研究に打ち込むからこそ責任感や使命感が生まれ、関わった周囲の人に感謝されたり診察したペットが回復して元気を取り戻した姿を目にしたりすると、大きなやりがいが得られるのです。
また、一人前の獣医師となり経営のノウハウを身に付ければ、独立してクリニックを立ちあげることが出来、開業出来る事も魅力です。