ハンドラーの仕事内容と魅力

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広く犬の調教士を意味するハンドラー

犬の調教や任務実行をサポートするエキスパートを指します。
具体的には使役犬である警察犬や聴導犬、麻薬探知犬、災害救助犬を調教して誘導する役割を持つ人やドッグショーに出場する犬が規定のルールに沿った行動が出来るようにサポートしたりします。
つまり警察犬のハンドラーは基本的に各都道府県警察に勤務する警察官で、聴導犬であれば聴導犬に音を知らせてもらうパートナーという事になります。
病院や老人介護施設で入院患者や高齢者に癒しを与えるセラピードッグは、病院に勤める看護師が、専門の訓練を受けてハンドラーとなるケースもあります。

目的によって異なるハンドラーの仕事と魅力

使役犬は特定の目的を完遂出来るように特殊なトレーニングを受けています。

  • 警察犬であれば、犯人を追うために特定の匂いを追跡すべく、嗅覚を活かして犯人の逃げた経路を追ったり、足跡を追跡したりします。
  • 災害救助犬であれば災害による行方不明者捜索のために空気中に浮遊する匂いで嗅ぎ分けて行方不明者を探し出します。
  • 麻薬探知犬は多くの貨物・荷物の中から大麻やヘロインなどの匂いを嗅ぎ分け、隠された麻薬を見付けてハンドラーに知らせます。

このような様々な活躍をしてくれる使役犬ですが、彼らが目的を達成しやすいように動かす仕事がハンドラーで、犬との信頼関係や阿吽の呼吸が重要な仕事です。

つまり人の手伝いをしてくれる使役犬のハンドリングを担当する人を指すのです。
さらにドッグショーのケースでは犬の歩様審査という項目があり、ハンドラーは犬を引いてきれいな姿で場内を歩きます。
この審査の基準は犬だけが対象ではなく、ハンドラーのスキルも対象となりますので責任重大な仕事です。
ハンドラーがやりがいを感じるのは、これらの特殊な目的を持つ使役犬が目的通りの働きをして、警察犬であれば重要な証拠を発見できたとき、麻薬探知犬であれば麻薬密輸を阻止できた時です。

5段階のレベルのあるケネルクラブのハンドラー資格

ハンドラーには資格を持たなくてもなれますが、本格的にプロを目標にする方は取得が望まれます。
日本ケネルクラブはハンドラー資格にC級~A級さらに教士師範という5つものレベルの試験を用意しています。
資格試験の概要を見てみると、ハンドラーC級では受験資格が18才以上であることとされ、モデル犬1頭で実技試験が審査されます。
レベルをアップさせる試験は1段階ずつステップアップする事が必要で、モデル犬の頭数も増えていきます。
ハンドラー教士試験の受験資格は、A級資格を取得の上、モデル犬3頭での実技試験が実施されます。
最上級レベルのハンドラー師範は年令が55歳以上かつ教士経験を10年以上有し、さらにケネルクラブ理事会での承認受ける事が必要とされます。