生殖器、皮膚の病気

停留睾丸

これはあまり聞き慣れない病名ですが、これは睾丸の片方または両方が成犬になっても、体の外に降りてこない症状のことを言います。
通常は睾丸は紐のようなもので繋がっており、自然と成長と共に紐が緩んで睾丸が降りてきます。
しかし何らかの原因によって、途中で止まってしまった場合に、停留睾丸という症状になるのです。

原因はホルモンなどの影響と言われていますが、詳しいことはわかっていません。
そしてこのような症状になると、精巣に腫瘍ができやすくなり、あまり体には良くありません。

もしも症状が見られるような犬には、遺伝として子孫に同じ要因を残さないためにも、去勢が勧められます。
生後8ヶ月を過ぎても、睾丸が降りてこないようなら、動物病院で相談した方が良いでしょう。
人の場合はホルモン注射で対処するのも効果的ですが、犬の場合はあまり効果が無く、手術を行なうことが一般的です。

症状があれば早めに手術はしてあげるべきです。
精巣は放っておくと、このような場合はどんどん小さくなって見つけにくくなるばかりでなく、腫瘍の原因ともなり体に良くありません。
歳を重ねれば重ねるほど、腫瘍になる確率は高まりますので、早めに手術をしてあげましょう。

アレルギー性皮膚炎

本来病原性でない物質に対し、過剰な免疫反応を示すのが、アレルギー性皮膚炎であり、皮膚に痒みを伴い炎症を起こします。
アレルギーとなる物質は、室内の埃などのほかに、ある特定の食品など、その犬によって対象となる物質は違います。

アレルギーを引き起こす詳細なメカニズムははっきりとしておらず、完治の難しい病気です。
一度発症してしまうと、アレルゲンに対しては必ずアレルギー反応を示しますので、生活に注意しないといけなくなります。
今まで大丈夫だったような食品などに、ある時急にアレルギーを見せるようなこともあります。
アレルギーは人にも多い病気ですが、近年になって犬にも多く見られるようになりました。

原因がはっきりとわかっていませんので、アレルギーに対する薬というものはなく、内服薬で痒みをコントロールする、アレルギーの原因となる物質を排除して、犬が触れないようにする、というのが対処方法となります。
痒みで体に炎症を起こし皮膚を傷つけますので、日頃から犬の体を綺麗にしてあげることも大切であり、室内も掃除して綺麗に保ちましょう。

また食品に関しては、アレルギーとなる食べ物があれば、それを犬に与えてはいけません。
ドッグフードに関しても、加工して製造しているようなものも多く、中にはアレルギーになるような食品が知らずに使われている可能性もあります。
犬に餌を与えるなら、ドッグフードの原材料をよく見て、アレルギー対象の食品が使われていないか調べましょう。


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