骨と関節の病気

レッグペルテス

骨や関節に関する病気であり、足を引きずったり脚に力が入らない、などの症状を見せます。
徐々に症状が悪化することもあれば、急に発症することもあります。
顕著な症状は脚に関してですが、その他に関節痛、食欲低下、股関節に触られるのを嫌がるなどの症状も見られます。
多くの場合は片足だけに症状は見られますが、両足に発症する犬もいます。

原因としては不明であり、大腿骨頭への血流が阻害され、骨頭が壊死してしまう病気です。
遺伝が関係しているのではないかと考えられています。

治療を行なう場合は、症状が軽ければ運動制限や鎮静剤投与などの内科的療法を行ないます。
しかし症状が軽い場合でも、これらは対処療法にしかならず、症状は進行していくので、最終的には外科手術が必要です。
外科手術では壊死した骨頭を切除し、その後は長期的なリハビリを行ないます。

原因がはっきりとしていませんので、予防の難しい病気です。
上記のような症状が見られたら、放置せずにすぐに病院に連れて行って医者に診せましょう。
遺伝が関連していると考えられているために、発症すると避妊や去勢を勧められます。

特に発症しやすいのが1歳以下の犬に多いという、特有の病気です。
命に関わる病気ではなく、外科手術を行なうと、歩行にも問題は無くなり、リハビリには時間を要しますが、普通の生活を送れるようになります。
出来るだけ早めに対処して上げた方が良いでしょう。

膝蓋骨脱臼

膝の関節のお皿が外れてしまう症状であり、トイプードルでは、先天的な異常から脱臼を起こしやすいです。
軽度では正常に動くようにリハビリを行ない、重度だと手術が必要です。
脱臼の症状は状態によってグレード1からグレード4まであります。

・グレード1 : 脱臼しても自然に歩ける。
・グレード2 : 足を浮かせて歩くが、簡単に整復できます。
治療せず放置すると骨が変形するので、医者に診せた方が良いです。
・グレード3 : 整復してもすぐに脱臼します。
・グレード4 : 常に脱臼した状態です。

このように4段階に分かれており、脱臼は一度発症すると再発しやすい症状です。
トイプードルのような小型犬は、先天性の場合も多く、生まれつきや靱帯形成異常などがあります。
後天性になると、打撲や高所からの落下などの衝撃によって発症します。

治療する場合は、外科手術によって膝蓋骨を正常な位置に戻します。
ただ症状が進行していると、手術に適さないケースもあるので、早めの発見と対処が重要です。
特に先天性の場合は、骨が完全に形成する前に手術すべきです。

日頃から膝に負担をかけないことが予防になり、フローリングの箇所には絨毯を敷くなどして衝撃を和らげましょう。
先天性の症状を持つような犬は、遺伝することが考えられますので、繁殖させないことが勧められます。


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